2012年05月23日
Guy Line Set

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キャンプでもテン泊ハイキングでも
小型のタープやテントの補強用にガイラインのセットをいつも持って行く。
ささっと張れるという安心感がある。
がしかし、これがなにげに意外と結構手間とお金がかかる。
ので、プレゼントすると喜ばれる。
というわけでいつも遊んでくれる友人の誕生日プレゼントとして作成。
ガイラインはEXCEL RACINGの2mm Dyneema guyline。
自在はClam Cleat Mini Line-Loc Glow。
ミニカラビナはアクセサリー用。
基本的にシルウィング用を前提としており、
1.7mを6本、3.5mを2本、のセット。
あとはあまりのガイラインをおまけで一緒に。
ちっときついけどGRANITE GEARのAIR HIKER WALLET LARGEに入れて。

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2012年05月18日
Sea to Summit Delta Spoon and Spork

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*すべて12g
スポークといえばのLight My Fireのコレが超メジャーだけど
スプーンとフォーク両方使いたい場合、手が汚れるので実質片側のみしか使えない。
っていうか使わない。
基本的には箸は必ず持参するのでフォークの要素はあまり活躍の場がない。
のでスプーンがあればよい。
といいつつ、これまでは見た目が好みなvargoのチタンスポーク(写真左)を使っていた。
が、金属製カップとのこすれる感触がとても嫌だった。
そんなわけで樹脂製のスプーン欲しいなぁ、と思ってたら見つけたのが
Sea to Summitから出たデルタスプーンとデルタスポーク。(写真中・右)
片側にスプレダーナイフとやらがついている。
ナイフとしてはたぶん使わなさそうだけど、スクレーパー的に使えそうな予感。
スプーンがあればよいと思っていたのでデルタスプーンだけ買ったんだけど、
こないだバーゴのスポークでラーメン食べたら非常に食べやすくて、
先割れの形状もいいかも、と思い直しスポークも追加購入。
もう少しフォークの切り込みが深いと麺が食べやすそう。
色がグレーでさびしいけど本国では色も沢山出てるみたいなので
そのうち入ってきそうで楽しみ。
使い勝手は週末検証予定。
2012年05月17日
ZipShot Mini

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以前より軽量な三脚が欲しいと思っていたら面白いものを見つけたので購入。
Tamrac社のZipShot Mini
テントのポールのような構造で中にショックコードがはいっており、
巻き付けてあるゴムのロックをはずすとカシャカシャカシャーンと組み立てられる。
大きさはこの程度。

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伸縮式じゃないので体積的にはそんなに小さい印象はないけど軽い。
手持ちのミニ三脚との比較。

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左:480g(実測)
右:264g(実測)
左のものは量販店で買ったもので、よくある伸縮式の足をもつ三脚。
高さもけっこうあり、ハンドルもついてるので便利だけどやはりズシっと重い。
パッキング時にためらう重さ。
その点、ZipShotはもっていく気にさせる重さ。
このminiというモデルは組み立てた時の高さが71cmと低め。
全高112cmのモデルは公表312gと、それでも軽いけど
せっかくなのでさらに軽いminiを選択。
山での撮影で三脚が欲しいのは夜景や空がメインな感じなので
このくらいの高さでOKとした。
ちなみになぜか小さいこっちの方が値段が倍くらいする。
冒頭の画像で乗せているのはPanasonicのGH1というカメラ。
手持ちのカメラの中では一番ボリューム感のあるカメラだけど
不安な感じもせず、支えてくれている。
多少足がしなってるかな、という感じだけど安定感はある。
この三脚が使いたいためにGH1を持って行くといういつもの本末転倒パターン。
2012年05月16日
semaine de la mode à tent pegs

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ペグコレ。
映画でも漫画でも主人公より脇役が好きなタイプ。
なので、ペグ、とかガイライン、とかの脇役が好き。
左から
Titanim Goat/Carbon fiber tent stakes:228.6mm/8g
Vargo/Titanium Nail Peg:157mm/15g
Easton/Tent Stake:150mm/10g
MSR/Needle Stake:160/9g
Terra Nova/Super Light Titanium Peg:165mm/11g
個人的ペグ一軍スタメン。
・カーボンペグ4本=32g
先日のキャンプでの有効性に感動したので
・バーゴのチタンペグ1本=15g
固い地面だった場合の下穴用に一応
・イーストンとニードルペグは2本ずつ=38g
締まった地面なら結構効く。掃除もしやすい。
・テラノバも2本=22g
一番強力そうなので保険として。
合計11本=106g(avg.9.64g)
軽い、、のか?(苦笑)
ま、こういうところでULぶってみても。
余計な荷物をポイポイつめこんじゃうので
だったらペグもっともってくりゃよかった、っていつも思う。
が、こういう事を考える事が楽しい。手段が目的。
2012年05月14日
Trangia 25-3 +α

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少し前にストームクッカーのLサイズを購入した。
写真は専用ガスバーナーとの組み合わせ。
今まで、風防のためだけに鍋二つ分の重量というのが無駄な気がして
食わず嫌いだったんだけど、友人の使ってる様を見て
その風に対する強さに感動し遅ればせながら導入した。
どの道ガスバーナーを使用する時も風防は必ずもっていっていたので
相殺できると考えれば気分的にもあまり問題なかった。
しばらくして面白いものを入手する事ができた。
Sanpo's CF Stoveのストームクッカー用アダプタ。

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純正ゴトクと同じ構造。

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ひろげて、

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はめて、

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乗せる。

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ここのところアルコールストーブでいろいろ遊んでみているうちに
カーボンフェルトの優位性というか、道具としての気持ち良さに気付くようになった。
プレヒートいらずというのは本当に気持ち的に使っててストレスがない。
サンポストーブは火力調整ができるのもいい。
ストームクッカーとの組み合わせで炊飯をしてみたい。
一点、ストームクッカーの弱点はゴトクが付属鍋専用のため、
付属鍋よりも径の小さいクッカーを乗せる事ができないというのがちょっとした不満。
先日のキャンプでもミニトランギアのクッカーや、
缶詰をあたためる時に難儀してしまった。
アルコールストーブ用のゴトクを中にいれてむりくり温めてたら
風防内で缶をひっくり返してしまい、一人てんやわんやになる始末(苦笑)
なんとかならんものかと検索していたら網を使っている人が多いようで、
15cmのものを買ってみたらシンデレラフィットした。
アマゾン送料無料で340円。このジャストフィットの喜びのコスパはかなり高い。

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小さい方の鍋の底の径にもジャストフィット、すっぽりはまっている。

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しばらくはストームクッカーがメインとなりそう。
追記:
サンポストーブとストームクッカーLで炊飯実験。

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使用クッカーは付属鍋の小さい方。
米は2.5合、アルコールは最初30ccで、
途中炊ける前に燃え尽きそうだったので一旦給油。
その後チリチリといい始め、焦げの臭いがちょっとしたところで蒸らし。
鍋をおろすとまだ元気に燃焼中だった。
アルコールは合計で40cc程度の消費と思われる。
かなりおいしく炊けた。

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スーパーで半額で買ったお肉でステーキ丼。

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ストームクッカー炊飯の課題が一つ。
それは蓋。
今回はMSRのブラックライトの大きい方の蓋(ガイドクック?)を使ったが、
これではパッキングに支障がある。
小さい方の蓋(グルメクック?)だと蓋の形状的に絶妙に鍋に合わなかった。
大きい方の鍋なら合うかも、、
なににせよ、炊飯用に蓋が欲しい。ぴっちりスタッキングできるやつ。
2012年05月13日
Vargo Titanium Pot Lifter

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アルコールストーブを使用してコッヘルでお湯を湧かすと
取っ手の部分が熱くなってさわれない事が多い。
というわけで個人的必須アイテムなのがパンハンドラー。
ポットリフターとも言うみたい。
一見なくてもよさそうな道具だけどお湯を注ぐ時以外にも意外と使う頻度が高い。
これまではMSRのものを愛用していたが、バーゴのチタン製のものを新調。
こんな感じでつかめる。

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MSRのものよりも厚みが少ないため握り心地はよくないが、
ミニトランギアについている軽量なものよりかは遥かに小さな力でもつ事ができる。
重量的にもミニトランギアに付属のが20gに対し、
こいつは実測24gと、使い勝手と重量がナイスバランス。
また、アルミ製のものは炒めものなどやる際、
ずっとつかみっぱなしだとハンドルが高熱になる事があった。
こいつはチタンなので多少軽減されるかも、という期待。
手持ちのパンハンドラー達。

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左から
・trangiaのストームクッカーに付属のもの:48g
・MSR PANHANDLER:45g
・Vargo Titanium Pot Lifter:24g
・mini trangiaに付属のもの:20g
軽量なハンドルを入手した事で、
湯沸かし用のポットは取っ手無しのものが欲しくなってくるという罠、、
2012年05月09日
Okura Kogen Yama no Ie

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GWはほぼ仕事になってしまい、凹んでいたが、
5,6の連休(ていうか普通に土日)でキャンプできました。
ちょうどGWの前半で友人が大倉高原山の家へ行っていたツイートを読んで
前から気になっていたし、そこなら気軽にいけるという事で場所決定。
5日の朝まで仕事をし、家に帰ってパッキングして出発。

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椅子やらテーブルやらつっこんだウルトラヘビーなパッキング。
ひさしぶりの山歩きなのでトレーニングがてら無茶な装備にしてみた。
11時くらいの電車に乗って12時に渋沢駅に到着。
大倉へついたのが12時半くらいで山の家には1時半に到着。
ひさびさ山歩き&激重パッキング&駅で食べたかき揚げソバの3重苦により
登り始めはいろいろと後悔した(苦笑)
そんなこんなで休みつつでも1時間で到着できるのがお手軽すぎる。
おじさんにお金を払ってとりあえず設営終了。
キャンプ代は400円。安い。
今回はハンモックも持って来ていたので
ちょうど良い間隔の木があるところに住居を決めた。

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まずはハンモックに腰掛け、持参した淡麗グリーンでテントサイトを眺めながら乾杯。

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ハンモックでだらだらと疲れを癒す。本当に身体がなまっている。

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作ってもらったピクルスをつまみにビール。
友達からのプレゼントのフォークやすいちょこでソロの寂しさをまぎらす。

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ヘリノックスチェアと寝袋の色が似てて、思わずパチり。おそろ。

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実は時間に余裕があれば少し山歩きしようかと思っていたが。
この時点でもうその気はなくなっていた。靴脱いでるし。

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水場はどばどば出ていた。

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缶ビールは1缶250円で良心的。
水場の水をフォールディングバケツに入れて冷蔵。

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ちなみに山の家のトイレは洋式便座。ありがたい。

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この後ハンモックでしばらく昼寝の後、炊飯を試みる。

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いままでなぜか食わず嫌いだったストームクッカーだけど
友人が強風の中でもびくともせずに調理していたのを見て一気に物欲チャージ。
専用ガスバーナーとセットのものがヤフオクで安く出ていたので購入。
炊飯はトランギアのアルコールストーブで行った。

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このくらいの時間からかなり風が強くなってきたため、
当初の思惑以上にアルコールを使ってしまったが、なんとか食べれるお米が炊けた。
いつかアルコールストーブによる自動炊飯
(着火してほっとけば気付けば炊けている状態)を極めたい。
この日はスーパームーンとやらで月が地球に最も接近する時と満月が重なるとの事。
通常の満月に比べ、大きさが14%、明るさが30%増しで見えるとか。

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ごはんが炊けるころにはかなり風が強く、
温めたレトルトカレーをぶっかけてもぐもぐと晩飯終了。
(急いで食べたのと見栄えがよくなかったので写真無し)
小屋の前の展望は良く、スーパームーンと夜景を見る事ができた。

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徹夜明けというのもあり、そそくさと寝てしまおうかと思いつつ
風の音がうるさくて眠れないので前室で熱燗を作ってちびりと。

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仲間内で行く普段のキャンプでは大型シェルター内で飲んだり食ったり喋ったり、
眠くなったらやっとテントに移動。
みたいな感じなのでテント内で時間を過ごすのがとても新鮮(笑)
キューベンのスタッフサックをヘッドライトにかぶせてランタン風に。

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モンベルのランタンシェードの丸パクリだけどなかなか雰囲気が出てよかった。
円錐状の反射板などあればさらに明るくなりそう。
簡単そうなので自作してみたい。
そうこう遊んでいるうちにいつのまにか眠りについてしまっていた。
目が覚めたら10時くらいになっていた。一度も目覚めなかったな。

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先日購入したマットはかなりラグジュアリーな寝心地を提供してくれた。
夕べはこの窓から月を眺めながら寝る事ができ、
スキニーツーを持って来た狙いがどんぴしゃとなった。
どうにか写真に収められないかとやってみたが、無理っぽかったので
あの光景は自分だけの思い出とした。
外に出ると周りに4,5張りくらいあったテント達は
家族連れの一つを残してすべて撤収が終わっていた。
みんな塔ノ岳でも登るのかな。
少し焦りつつも昨日買っておいたビールを開け、ハンモックでゆらゆら。至福の時。

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ゆうべ残しておいたごはんと焼き鳥缶で鳥丼。ピクルスとの相性抜群。

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勢いでラーメンも作成。もってきた食材をすべて平らげてやった。

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夕方から天気が崩れるという予報だったのでしばしのだらだらの後撤収。
*帰宅後しばらくして天気が大荒れとなり、我ながらナイスなタイミングだった

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行きはザック内にパッキングしていたヘリノックスチェアは外付けに移動。
帰りのパッキングは食材がない分軽くなったが、ゴミの分だけ嵩が増した。
(ビールだけで7缶飲んだ)
今回のテント場はかなりやわらかい土だったので、
シャレで持っていたカーボンペグが大活躍だった。8.5gの頼れるやつの地位を獲得。

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下山開始。

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行きは装備の重さもあり、ひたすら登った感があったけど
帰りは少しのんびりと景色も楽しみつつ下る。
行きにスルーした観音茶屋で冷えたサイダーをごくり。

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帰りは30分ほどでバス停へ到着。
あらためて山の家のお手軽さに感動。
バス停到着と同時に発車だったため、
冷えたビールを買えず、仕方なく1本残っていたやつをプシュっと。

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この後電車の乗り継ぎも良く、下山開始から2時間後には地元の駅に到着していた。
アプローチも含めて本当にお気軽な場所を知れてよかった。
次回は数人で山歩きも含めてまたキャンプしたいな。
2012年05月07日
Exped Cord stuffsack

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数年前から気になっているExpedというスイスのメーカー。
インフレータブルマットにダウンを入れて保温性をあげたものや、
フード付きダウンベストの丈を思い切り長くしたみたいな形状の寝袋など
独自の視点から作られる製品達はどれもこれもちょっと興味深い。
どこか国内で代理店があればいいのにな、と思っていたら
2012年よりマウンテン・イクィップメントなどもやっている
アクシーズクインが代理店となった様子。
Expedが国内に入ってきたらどうしても欲しい商品があった。
それがこのCord stuffsack。
Expedのテントやタープに恐らくもれなくついてくるアクセサリーだけど
これが非常に優れもの。(と、勝手に思っている)
ヒルバーグなんかもそうだけど、テントの強度を増すためのガイラインが
最初から幕帯についているテントなどは撤収の時にコードがからまってしまう。
性格的にこれが許せないので、いつもしっかりと結んでまとめているんだけど、
毎回だと面倒だし、面倒だから使わない、という悪循環だった。
しかしこれがあれば積極的にガイラインを使えると思う。
フラッグみたいでつまづき防止にもなりそうなこの袋状のモノに
まずはこう手を突っ込んで、、

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くるくるっとまいて、、

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手をスポッと抜いて袋自体を裏返せば、、、

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ほーらこのとおり、きれいにまとまる。
http://youtu.be/UNu2Z8KDrKQ
ぐちゃぐちゃに入れたりすると使う時にからまってたり、
ほどくのに時間がかかったりするけど
これさえあればそんな悩みとももうオサラバさ!
という感じ。
これだけのために海外通販をするのはアホらしいので、
近頃話題のMYOG(Mke Your Own Gear)で自作か、、と思いつつ
しばらく放置していたところでの国内取り扱い開始のグッドニュースでした。
そんなには入れてないという事なのでなくなる前に確保したいところ。
(ちなみにこれはExpedのタープを買った友人にもらいました..w)
2012年05月04日
U.L.COMFORT SYSTEM PAD 150 CAMP38

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モンベルのU.L.コンフォートシステムパッド150 キャンプ38を購入。
個人的理想的マットの条件は下記の4点。
1:幅60センチ以上
2:常識的な重量
3:長さ150センチ以上
4:インフレータブル形式
まず1の幅について。
これは自分の身体の横幅のせいだけど、
通常のマットの幅(大体50cm程度)だと二の腕が地面に接してしまい、
少し寒い思いをする事があったため、できれば60cmは欲しい。
愛用の寝袋がキルトタイプなのも関係しているかもしれない。
2についてはなにをもって常識的な重量とするかだけど、
横幅60センチを超えるマットの場合、用途としては大きい人用やキャンプ用となり
重さも1キロを超えるのは当たり前な事が多い。
バックパッキングや山での使用を考えるならできるだけ軽い方がいい。
3の長さについては、重量を考える場合、短ければ当然重量も軽くなるが、
一般的にショートサイズといわれる120cmほどのマットは
頭や足下はなにか別途考えなくてはならず、ちょっとめんどくさい。
ただ、頭部分はどちらにしても枕が欲しいタイプなのでなくてもかまわない。
と考えると150cmあれば個人的には充分。
4について。
マットのタイプをリッジレストのようなクローズドセルにすれば
上記をすべて満たす事ができるが、
形状的にザックの外につけなくてはならず、結構邪魔な場合が多いので
できればザック内へのパッキングしたい。
完全なエアータイプの場合はパンクが怖いので間をとってインフレータブル。
などと考えていくと、1と2が大きく矛盾している事に気付く。
幅は広いけど、計量化のために短いサイズ、
などという中途半端な製品はどこのメーカーも作っていない。
と、思っていたらモンベルが出していた(笑)
この条件で欲している自分が言うのもなんだけど
どういうつもりで作ったのか聞いてみたい。
カタログ値でいうと長さ150×幅60×厚さ3.8cmで重量は753g
厚さをもっと薄くして重量を軽くしてほしいが、まずまずの数値。
そして値段も1万円を切る。
実は調べてみると大きい人向けの幅が広くて軽量なモデルは結構あったりする。
サーマレストで出しているProLiteは幅63cm長さ196cmで重量620g
エクスペドで出しているDownMat ULは幅65cm長さ197cmで重量735g
SynMat 7 ULは幅65cm長さ197cmで重量600g
今回は厚み(防寒性)についてはちょっと度外視しているので
一概に比較はできないが数値的にみると今回購入したモンベルのより魅力的。
、、、が、高い。
DownMat ULに至っては200ドルを超える。
というわけで、最終的に価格で妥協したみたいになってしまったけど、
とりあえず購入してみた。
気になる重さはスタッフサック込みとはいえ
カタログ値より大幅に重い、実測859gという衝撃の数値。
ちょっとどうなってるかわからない(苦笑)
所有しているDownMatのショートサイズとの比較。
10センチの幅の違いはやはり大きい。

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寝てみた感じは腕も地面に落ちず、快適そう。
厚みについてはダウンマットと比較するとさすがに見劣りするが、
3.8cmのボリュームはなかなかに快適そう。

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収納サイズはかなり大きいという印象。
ダウンマットより一回り以上大きいかな、という感じ。

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軽量ザックの骨組みとして使うと長さ方向にボリュームがでてよさげ。

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こんな感じ。

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ただ、背面パッドを省略するような軽量ザックを使うのに
重量800gを超えるマットをもってくのってどうなのよ?となるような、、。
重量を意識して行くとこの辺のギアセレクトの矛盾などが発生して面白い。
というわけで、今後しばらくはこのマットを使ってみようと思う。
ちなみに一番最初に買ったマットがモンベルだったが、
椅子として使えるキットを使用した際に、
中の素材と外側の生地が剥離してしまった事があり
今回のマットはそれがちょっと心配といえば心配。
*追記
かさばるマットは4つ折にして背面側へ配置する事で
合理的なパッキングに。

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